2012年12月17日

JANPS2012 座談会 エピソード1

Takeoff!

おーちゃんじぇい じぇい中野でおます。


JANPS史上最高の出場数を記録。内容は激戦に続く激戦を展開。同点同Xの優勝決定秘話等々。今年のJANPSを振り返りムラマツ代表、ハヤマさん、タカシマさんにおーちゃんを加えて座談会を行いました。では…。


中野

『まず最初にJANPS2012を開催頂いて主催者の方、スタッフの方々に厚くお礼申し上げます。


さて、お三方にお聞きする前にですね…。
私とマスターヨーちゃんとBOSSさんは前日入りしまして、『さわやか』でげんこつハンバーグ食べながらJANPS談義に華がさきました。やはり話題はガントラやBB弾選びの話でしたねぇ(笑)。皆さんはガントラ等はありましたか?
弾は何g位を使用してJANPSに備えましたか?』



ハヤマさん

『私の場合、今年は仕事もプライベートも忙しくて事前の練習が全くできない状態でした。、通し練習が出来たのは試合前日の設営後のみでした。
そうそう、JSCトップ10入りのご褒美に、パッキー先輩からベアリングチャンバーバレルの新調とABSスライドに交換をして頂きまして、それを使ってテストをするつもりでしたが全く出来ませんでした。
事前に弾だけは10種類近くテストして選んではおいたのですが、グルーピングチェックで、ゆっくり撃つのと 連射練習では違いがあるようでして、初めて通しで撃った前日にトラブルが続出でした。
次弾が送られない、ヒョロ弾が出る等々・・・。会場にいたBossさんやカップガン製作者のパッキー先輩から電話での助言を受けながらパーツ交換してみるも症状は完璧には直らず・・・。皆さんが体育館を後にしたあとも閉館ギリギリまで調整は続けましたね。』


ムラマツ代表

『自分で言うのもなんですが、本戦直前の練習会では、プレイトは毎回クリーンの成績で総合得点も1900点以上で安定しておりました。この状態を維持できればまずまずの結果が残せそうだと期待感が高まりましたねぇ。
しかし、最後までこだわっていたのがBB弾の選択なんですよ。0. 29gか0.3gか・・・
練習では0.29gを主体に使用しており、安心感もあったのですが前日の練習会でプレイト撃ってみたところボロボロとミスが・・・(何だよ、これは・・・)と焦燥感に苛まれておりました。
サイトを合わせ直しても、3cmほど右に飛び出すフライヤーが時々出てグルーピングが落ち着きません。
すがる思いで0.3gに手を伸ばし、再度テストのところ、グルーピングは好調時の0.29gのそれには及びませんが、フライヤーもなくズボッと集まります。
(これしかないか・・・)と会場を後にしました(笑)。』

タカシマさん

『私は、ガントラもBB弾の選定も問題はありませんでしたが、むしろ、今回はルーティン重視でしたね(笑)。昨年の失敗の反省から、スタンバイコールがかかるまでのルーティンを見直し、その通りに全ストリングをミスなく再現できたのはやはり練習(といっても弾を撃たないシミュレーションですが)の成果だと思いましたね。』



中野

『ムラマツさんとハヤマさんはそのようなことがあったのですかぁ。さてさて、当日なのですが、私は朝、ホテルで早く目が覚めたので、ドロー練習して、マガジンを保温するマグレットとレンジバックにホカロンを入れて準備しましたが。皆様は朝、何かされました?』


ハヤマさん

『私は朝、ホテルを出る前からマガジンを温め開館と同時に試射してみました。2マガジンはノートラブルでしたが、3マガジン目の最終弾が給弾されませんでした。しかしもう直す時間はありません。初速ギリギリまでマガジンを温め、ガス圧の低下を最小限にするよう気を付けました。
「弾さえ出れば当たる」、8m5発25mmのグルーピングに裏打ちされた自信はありましたが昨日の不調が常に頭をよぎりましたね。』



ムラマツ代表

『本戦の日。不安を払しょくするために家族が起きてこない早朝を狙って、居間で最終テストファイヤしました。その時の画像がこれです。印刷したリングは直径8cm。その中にマジックで4cmの円を描き7mから0.3gで撃ちます。4cm内はさすがに無理ですが、5cm程度にはまとまり(プレイトはやっつけられる!)

と確信を持つことが出来ました。
会場ではプレイトの試射を7mから3発のみ。すべてど真ん中を射抜きます。
(さあ、試合だっ!!)とこんな感じですね。』

中野

『昨年と比較して良かった点がありましら教えて下さい?因みに私は192発ターゲットに撃ち込むことが出来ました。皆様は如何でしたか?』


タカシマさん

『そうですねぇ。今回の自分自身の成績については、点数こそ1904点と全く物足りないものでしたが、内容自体はこれまでの中で最も納得度の高いシューティングができたと感じています。
4ステージ192発の全弾を、自分自身でしっかりとコントロールして撃つことができたのは、今回が初めてのような気がします。
今までは、1試合の中で必ず数発は「ん!? やっちまったか?」というショットがあったのですが、今回はそれがなかったですね。(笑い)』


ハヤマさん

『私の場合、プラクティコゥ、バリケは問題なく発射され安心したのですが、ムーバー7mで最終弾がヒョロ弾!!だったのですよぉ。
でも、かろうじて5点には当たり最大失点は避けられました。プレートはいつになくしっかりと狙えて全く不安無く48発を撃ち終え満射でした。トータル ー16点で終了しました。』


中野

『タカシマさんが「おーちゃんブログ」にムラマツ代表は過去の成績を良く覚えていると言われていましたが、今回は勿論のこと、前の成績等も覚えていらっしゃいますか?』



ムラマツ代表

『今年の『JANPS2012』に挑むに当たり、「まずはプレイトクリーンだ」と改めて自分に言い聞かせてきました。それは2008年を最後に本戦での48枚クリーンを達成できておらず、それが起因となり1900点越えもままならない年を重ねてきました。
思い返してみますと・・・2009年は5mで早くも1枚ミス、総合得点は1899点。2010年は4mでボロボロとミス。(何が起こったんだ!?)とガンを見直すとなんとダットのムーヴァーダイヤルが「R」に振り切っていて・・・。試合は朝9時26分で「終わり」ました。
総合得点は1865点。
2011年は腰痛が悪化のためプローンを封印。初めてプレイト全距離をスタンディングで挑みました。
7mの1ストリングまではクリーンしましたが、最後の4枚目をミス。47枚に留まりました。
総合得点は1897点。
こうして「1900点」の壁が立ちはだかるJANPSを何とか攻略すべく、練習中もすべてスタンディングでの調整を進めてきました。』


【おーちゃんの編集後記】

如何でしょうかエピソード1”Takeoff”は? 次回エピソード2”挑戦者たちの夜明け”は本番当日です。19日(水)にブログアップしますのでお楽しみに。今回の写真提供はフリーダムアートさん、上越ガンコレクターズのモリケンジィジでした。ご協力有難うございました。
  


Posted by おーちゃん じぇい じぇい 中野  at 16:37Comments(5)