2014年06月17日
電動ガンでセミ多用する場合の注意点・・・deおます。
おーちゃん じぇい じぇい 中野でおます。
先日、エリオペ大会に参加して参りました。既報の通りフリー33(散々)、アンビ28(ニッパチ)ではありましたが、参加できたことが、とても嬉しかったのであります。大会の10日程前にM4ハイサイクルが不調になり、ササキ選手に相談しました。一生懸命に治して頂き、エリオペ本戦に出場出来たのであります。そこでササキ選手に”おーちゃんみたいな現象が起こるのであれば、ブログで読者の皆様に参考としてアップ出来ないかな?”と・・・・。ササキ選手より”了解しました。”とのことで写真と文書を作成して頂きました。感謝申し上げます。
それではササキ講師をお迎え致しまして、当該お題に関しまして、いろいろとお聞きしたいと存じます。今後のご参考にして下さいませ。ではでは・・・・。
おーちゃん中野:『ここ最近、2ガンマッチが流行っておりまして…。フルオートは全く使うことなくセミオートのみ使用となっています。おーちゃんのM4ハイサイクルはトリガーが渋くなりましたが原因は何だったのでしょうか?』
ササキ講師:『送ってもらったガンを試射しましたら、トリガーがギッチリ引かないと弾が出ない状態でした。そのうちトリガー引いてもモーターが「グッ!」と唸るだけになりましてね。分解したらメカボ全体はキレイでしたが、スイッチを分解したら、こうなってました。。
奥の接点、もう無くなってます・・・。』
トリガーに連動して動く方の接点端子は、表面のメッキが無くなってる部分あります。マルイ方式のメカボではトリガー引いてスイッチONになる際、触れ合う端子間に大電流が流れてパチッと火花が飛ぶことがあります。おーちゃんは練習熱心でたくさんセミ撃ちしているので、端子が火花に耐えられず解け落ちてしまったんでしょうね。
この火花が飛ぶのは、スイッチがONになる瞬間です。 フルオートではトリガー引きっぱなしでダダーっと撃ちますので、最初に火花が飛んでそのまま連射に。セミオートでは一発ずつトリガー引くため、一発ごとに毎回火花が飛ぶかっこうになるんですよ。
つまり、サバゲでフルオートメインで撃つ場合にくらべ、シューティングマッチで使う場合はセミだけなので今回のようなスイッチ接点のトラブル率が高くなるように感じます。
今回のケースではもはやスイッチを交換するしかありません。純正スイッチを取り寄せる時間が無かったこともあり、バトン秋葉原に出向き、これを買ってきました。
スイッチ交換でとりあえず弾がでないトラブルは解決しました。』
おーちゃん中野:『セミオートのみ使用の場合は一般的にどのようなところを気をつけたら良いでしょうか?』
ササキ講師:『純正のままなら、スイッチ端子の接点グリスをマメに点検すれば、防げると思います。試合の度にメカボ分解するとか・・・・・。あと、リポバッテリー等、より大電流の電源に変更すると、より火花が強くなって、端子の消耗が早くなるかもしれません。』
おーちゃん中野:『 セミオートを多く使用する場合は何か手立てをうつ方法はありますか?』
ササキ講師:『先ほど言ったように、ノーマルでもマメにスイッチ接点のメンテすれば、問題ないように思いますし、バトンさんで買ってきたスイッチは、ノーマルと端子の材質が違い、火花への耐性は少々高いかもしれません。
でも、やはりFETを組み込んだ方がよいと思っています。
FETというのは、まあ半導体のリレーでして、トリガーのスイッチ端子には小さな電流を流してやって、ONになったらFETがモーターの方に本来の大電流を流してやるってカンジです。
今回、M4ハイサイクルは修理と同時にFET組み込みましたので、スイッチ接点がダメになることはないでしょう。』
おーちゃん中野:『それでは最後に何かありましたら、宜しくお願い致します。』
ササキ講師:『え~偉そうにスイッチについて語ってきましたが、それほど色々な事象に出くわしている訳ではないです。
実は私、電動ガンを初めて買ったのはSIG552なんですが、試射もほどほどに最初っからFET組みこんでまして、以降、電動ハンドガンも含め全てに自作FET回路組んでるため、スイッチトラブル出たことないんです。
電動ガンへの FET組み込みはネットに多数情報がありましたんで、それを参考に部品買ってきて作っています。手元のFET在庫、まだこんなにありますね。
ネットではFETは暴走するとトリガー引いてない状態でも ONとなり、勝手にバースト状態になるという懸念が言われてますが、 これも起きたことないのでわかりません。私が調達しているFETの性能なら、暴走はないとは思いますが、セミ多用するシューターの皆さんなら、すでに色々な対策をしているかもしれませんね。
FET回路なら、バトンさんやキットボーイさんから販売されてますし、 Big-outさんのDTMとか、 より高機能なものも選べます。』
先日、エリオペ大会に参加して参りました。既報の通りフリー33(散々)、アンビ28(ニッパチ)ではありましたが、参加できたことが、とても嬉しかったのであります。大会の10日程前にM4ハイサイクルが不調になり、ササキ選手に相談しました。一生懸命に治して頂き、エリオペ本戦に出場出来たのであります。そこでササキ選手に”おーちゃんみたいな現象が起こるのであれば、ブログで読者の皆様に参考としてアップ出来ないかな?”と・・・・。ササキ選手より”了解しました。”とのことで写真と文書を作成して頂きました。感謝申し上げます。
それではササキ講師をお迎え致しまして、当該お題に関しまして、いろいろとお聞きしたいと存じます。今後のご参考にして下さいませ。ではでは・・・・。
おーちゃん中野:『ここ最近、2ガンマッチが流行っておりまして…。フルオートは全く使うことなくセミオートのみ使用となっています。おーちゃんのM4ハイサイクルはトリガーが渋くなりましたが原因は何だったのでしょうか?』
ササキ講師:『送ってもらったガンを試射しましたら、トリガーがギッチリ引かないと弾が出ない状態でした。そのうちトリガー引いてもモーターが「グッ!」と唸るだけになりましてね。分解したらメカボ全体はキレイでしたが、スイッチを分解したら、こうなってました。。
奥の接点、もう無くなってます・・・。』
トリガーに連動して動く方の接点端子は、表面のメッキが無くなってる部分あります。マルイ方式のメカボではトリガー引いてスイッチONになる際、触れ合う端子間に大電流が流れてパチッと火花が飛ぶことがあります。おーちゃんは練習熱心でたくさんセミ撃ちしているので、端子が火花に耐えられず解け落ちてしまったんでしょうね。
この火花が飛ぶのは、スイッチがONになる瞬間です。 フルオートではトリガー引きっぱなしでダダーっと撃ちますので、最初に火花が飛んでそのまま連射に。セミオートでは一発ずつトリガー引くため、一発ごとに毎回火花が飛ぶかっこうになるんですよ。
つまり、サバゲでフルオートメインで撃つ場合にくらべ、シューティングマッチで使う場合はセミだけなので今回のようなスイッチ接点のトラブル率が高くなるように感じます。
今回のケースではもはやスイッチを交換するしかありません。純正スイッチを取り寄せる時間が無かったこともあり、バトン秋葉原に出向き、これを買ってきました。
スイッチ交換でとりあえず弾がでないトラブルは解決しました。』
おーちゃん中野:『セミオートのみ使用の場合は一般的にどのようなところを気をつけたら良いでしょうか?』
ササキ講師:『純正のままなら、スイッチ端子の接点グリスをマメに点検すれば、防げると思います。試合の度にメカボ分解するとか・・・・・。あと、リポバッテリー等、より大電流の電源に変更すると、より火花が強くなって、端子の消耗が早くなるかもしれません。』
おーちゃん中野:『 セミオートを多く使用する場合は何か手立てをうつ方法はありますか?』
ササキ講師:『先ほど言ったように、ノーマルでもマメにスイッチ接点のメンテすれば、問題ないように思いますし、バトンさんで買ってきたスイッチは、ノーマルと端子の材質が違い、火花への耐性は少々高いかもしれません。
でも、やはりFETを組み込んだ方がよいと思っています。
FETというのは、まあ半導体のリレーでして、トリガーのスイッチ端子には小さな電流を流してやって、ONになったらFETがモーターの方に本来の大電流を流してやるってカンジです。
今回、M4ハイサイクルは修理と同時にFET組み込みましたので、スイッチ接点がダメになることはないでしょう。』
おーちゃん中野:『それでは最後に何かありましたら、宜しくお願い致します。』
ササキ講師:『え~偉そうにスイッチについて語ってきましたが、それほど色々な事象に出くわしている訳ではないです。
実は私、電動ガンを初めて買ったのはSIG552なんですが、試射もほどほどに最初っからFET組みこんでまして、以降、電動ハンドガンも含め全てに自作FET回路組んでるため、スイッチトラブル出たことないんです。
電動ガンへの FET組み込みはネットに多数情報がありましたんで、それを参考に部品買ってきて作っています。手元のFET在庫、まだこんなにありますね。
ネットではFETは暴走するとトリガー引いてない状態でも ONとなり、勝手にバースト状態になるという懸念が言われてますが、 これも起きたことないのでわかりません。私が調達しているFETの性能なら、暴走はないとは思いますが、セミ多用するシューターの皆さんなら、すでに色々な対策をしているかもしれませんね。
FET回路なら、バトンさんやキットボーイさんから販売されてますし、 Big-outさんのDTMとか、 より高機能なものも選べます。』
Posted by おーちゃん じぇい じぇい 中野
at 15:47
│Comments(2)
ご無沙汰してま~す。
DTMはセミの切れが半端ないです!!実際に撃ちましたから確かです。
が、「高い」のと「組み込み難度高し」です。
「組み込み難度」に関しては、ショップに頼めるのでクリアでしょうけど。
みっくんも、FET入れようかな~。サバゲもリアカン、セミオンリーなのでスイッチが心配です・・・
おーちゃんは電動ガンに関しては電痴であります。しかしセミのみ使用は、どこかに無理が出てくるのではないでしょうか?
今回ササキ講師にオリジナルFETを組み込んで頂き、安心しておりマッスル!最近は恰好良さとかより、安全性を求めるようになりましたよ。(笑)