2012年08月18日

シューティングの聖地”松本の雄” 棟梁見参!


おーちゃん じぇい じぇい 中野でおます。

今回は、信州は松本の雄『棟梁さん』のご登場でおます。

前回ご案内の通り、棟梁さんとの出会いは、松本市寿台体育館を訪ねて行ったおーちゃんに『中野さんですかぁ~』が第一声でした。真面目な話、この出会いがなかったら、尾張も上越も駿府も江戸も知らないまま人生終わっていたかもでおますよぉ~。

当日は体調不良でお休みだった『長野のかぶと屋さん』も東京からおーちゃん来たことを棟梁さんが電話してくれて、諏訪から駆け付けてくれました。

あの時、先日のように25名程の方達が集まるとは思いもよらなかったことです。
シューティングの聖地”松本の雄” 棟梁見参!
(写真提供:モリケンジィジ)



今回は棟梁さんに今後の松本を考えていろいろお聞きしました。
シューティングの聖地”松本の雄” 棟梁見参!
(写真提供:モリケンジィジ)

おーちゃん『銃を作成又はカスタムする際、主にどのようなところを気をつけていますか?』

棟梁さん『僕は長い間、カップガン・スピードガン共に広島の飯田さんのカスタムガン(パッキーカスタム)を愛用しております。ベースはWAのRタイプのハイキャパです。すべてのガンにいわゆるパッキーカットと呼ばれる、スライドに独特のカットが施されその前面は固定され、後部のみがブローバックするようになっています。もちろん相性の良い弾をセレクトすれば言い訳できない精度が出ています。』
シューティングの聖地”松本の雄” 棟梁見参!
(写真提供:棟梁さん)

おーちゃん『棟梁さんは弾に拘りありますか?JANPSではどこのメーカーで重さはどの位ですか?また、APSではいかがですか?』

棟梁さん『弾については何がなんでもこのブランドという考えではなく、その銃にもっとも相性の良い物を選んでいます。そのために手持ちの十種以上の弾をテストして選んでいます。カップガン用は現在マルイ スペリオール0.30g(初代スペリオール)、APS用には今大会前に再セレクトし、マルイ 新ペリオール0.28gをさらに選別し、5.96-97mmサイズを使用しました(公称径は5.95mm)。』

おーちゃん『松本練習会なのですが前に比べて参加人数が増えていると思いますが、これからどの様にしていきたいですか?』

棟梁さん『元々4人でやっていた練習会が、県外からも多くの方に参加いただくようになり、多いときは20名を超える参加をいただき嬉しい限りです。ただ、できれば地元の仲間を増やしたいところですが参加いただく大半は県外の仲
間です。しかし、3、4年前から始めた初心者講習会の成果も僅かながら出ており、今回のAPSカップに一緒に参加してくれた方もおりました。今後も地元での広報活動は継続していきますし、できればここ松本主催のマッチもやってみたいと考えています。ただ会場の定期使用が難しく年に4、5回しか練習日が取れないと言った現状がネックです。』

おーちゃん『聖地掛川、JANPSの殿堂あすなろ体育館で毎年11月に行われる同大会ですが60名ほどの方が参加されてメジャー大会になってます。新規の方に何か有りましたらお願い致します。』

棟梁さん『JANPS競技は、射撃のあらゆるテクニックを要求される初心者には(経験者にも)敷居の高いマッチです。故に攻略しがいはあるのですが、多くのテクニックのマスターには長い時間がかかります。焦らず、しっかりと一つ一つのテクニックをマスターしていただきたいです。』

おーちゃん『棟梁さんはビアンキカップに出場経験がお有りと聞いています。何年頃で銃はなんでしたか?成績は如何でしたか。体験談等お話頂けると頂けると嬉しいでおますな。長くなったら、棟梁編前編、後編に分けましょうか(笑)』

棟梁さん『:出場したのは1995年。この時ははおしょうさんも引きずり込みました。’92、’93にはUSスティールチャレンジにも出場しました。銃については、この頃はまだリヴォルバ時代でして、パワーカスタムのブランダーバスを使いました。大型のラッパ状のコンプが効いてリコイルは鋭いが小さく大変撃ちやすい銃でした。
当時イチローさん達が使っていたタイフーンは重いけどもっと撃ちやすかったです。成績ははっきり覚えていませんが、プレートはクリーンしたものの後は振るわず、1845点くらいだったと思います。練習ではバリケもプラクティコゥも一応満点は出しましたけど。
体験談と言いましてもいろいろありまして、時間掛かりますね(笑)おしょうも言っておりましたが、まさに”人生の夏休み”的な時間でした。このときは50日ほどの滞在でしたが、いろんな経験をしてその後のシューティングテクニックにも、考え方などにも影響をもたらす貴重な時間でした。現在のJANPSがあるのは、この時2人が体験したマッチをそのまま日本にもって帰りたいという思いからでした。その頃日本にはジャパンンビアンキカップと言う当時最高峰のマッチがありましたが、ビアンキと名は付いてましたが本物コースにアレンジを加えたものでした。
帰国後、レイアウトはそのままにエアガン用の距離とタイムを考えスタートしたのがJANPSの前身”掛川ビアンキシュート”でした。
後に運営メンバーとして、初代ジャパンビアンキカップ・ビアンキコースチャンピオンの高嶋氏を迎え根幹が出来上がっていったわけです。何かUSでなく日本の話になっちゃいましたねまた聞きたいことがあれば何なりと。写真はUSビアンキで使用したパワーカスタムです。』
シューティングの聖地”松本の雄” 棟梁見参!
(写真提供:棟梁さん)


おーちゃんの編集後記:棟梁さんことハヤマさんと会うことが無ければ、おーちゃん”何していたんだろう?”今やシューティング一色の人生?だけど。チーム静岡、尾張の水曜シューティング倶楽部、チーム上越、東京虎穴堂と会うことが出来て良かったバイ。・・・。松本はおーちゃんシューティング人生発祥の地であり、ホームグランドでありマッスル!。先日は前日入りして楽しい仲間と一献! 幸せですね。今年はJANPSに我が東京虎穴堂より新規に2名が参加します。とても楽しみでおます。    





Posted by おーちゃん じぇい じぇい 中野  at 14:57 │Comments(1)

この記事へのコメント
良く解説ガ出来てます(●^o^●)

楽しい我等GUNシューティング仲間☆
Posted by モリケン at 2012年08月20日 16:26
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